RYUTA FUKAMI

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総合職
機器・アフターサービス本部

深見 隆大
2006年度入社 国際政治学部卒

国籍、言語、宗教が違う相手だからこそ、信頼関係なくして商談は成立しない

世界で評価される日本の技術を
インフラを必要とする国々へ

私は、世界史や海外の文化、国際政治に強く興味を持っていたため、海外の大学へ進学し、主に第三世界や中東の政治について学んできました。その中でインフラ整備の重要性を痛感し、それを担っているのが日本の技術、支援であることを知りました。学生の頃から「世界で評価される日本の技術をインフラを必要とする国々へ届けたい」、更には「モノづくりに対する技術者の熱い想いを世界に発信していきたい」と考えていたので、当社を就職先に選んだのは自然な流れとも言えます。

中東6ヶ国の商談を担当、
三菱研修プログラムの企画立案も

現在は、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビにて、アブダビ域内のインフラ事業全般について営業サポートをしています。また、中東6ヶ国の石油化学/石油精製プラントに向けて、コンプレッサの新規商談、アフターサービス業務も担当しています。更には、現地の理系高校生を毎年10名ほど日本に派遣する三菱研修プログラムの企画立案にも携わっています。UAEの将来を担うエンジニアを育成するだけでなく、日本とUAEの架け橋となる人材を輩出する長期プロジェクトでもあり、近い将来、両国の経済的発展に大きく寄与してくれると確信しています。

言語、文化、宗教の違い、
それを乗り越える信頼関係と組織力

2年ほど前に、UAEでメンテナンス関連の入札に応じたことがありました。その頃は、ちょうどラマダン(断食)の時期で、イスラム教徒は日出から日没まで一切の飲食を断っており、精神的にも肉体的にも厳しい状態でした。そうした状況にも関わらず、勤務時間も短くなっている中で「入札の締切に何とか間に合わせよう」とイスラム教徒の同僚や運転手も一丸となって当社をサポートしてくれ、無事に受注に漕ぎつけることができました。人種は違えど、同じ目標に向かって仕事に打ち込むスタッフの姿、仕事に対するマインドの強さを感じ、これが「組織の三菱」を支えている根本だ、と実感したことを今でも覚えています。

趣味は多彩、現地ならではの
充実した毎日を過ごす

夏は極暑になるので、現地ならではの超大型ショッピングモールへ行くか、もしくは自宅で音楽やDVDを鑑賞したり、読書をしたりしています。その他、ゴルフ、野球、テニスで汗を流したり、ドバイやアブダビ近隣にある観光名所へ妻と出かけたりする等、充実した生活を送っています。

※社員の所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。

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