MANAGER CROSSTALK部長座談会

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岡山 真人
海外電力プラント第二本部
海外電力プラント第三部
部長
1994年度入社

相良 浩太郎
プラントプロジェクト本部
コンプレッサ部
部長
1994年度入社

三田 将史
宇宙航空機本部
宇宙航空機部
部長
2009年中途入社

入社当時と現在を比べて
三菱商事マシナリはどのように変化しましたか?

私が入社したのは1994年。当時の社員数は100人程度しかおらず、八重洲にあるビル2ヶ所に部単位で別々にオフィスを構えている状況でした。その頃の当社は、三菱商事が描いたシナリオに沿って、受動的に案件に関わるケースが大半を占めていた記憶がありますが、現在では、一つのプロジェクトを仕込みから受注~受渡~代金回収まで、完結して遂行できる企業に成長しています。

私も同じく1994年度入社なのですが、当時は三菱商事から委託されていた業務内容は限られたものであったと記憶しています。私の入社から10年経過した辺りから大型案件も当社中心で取組むようになり、三菱商事マシナリとして更に質の高い業務を提供することが求められるようになりました。利益追求をしっかりと意識する事業子会社化に向けた変革期の真っ只中にいると感じています。

私が三菱商事マシナリに入社したのは2009年で、それまでは別の商社で約15年間、主に航空・防衛分野の営業を担当していました。当時、当社では航空・防衛分野におけるアフターサービス業務はこれからの注力分野で、「会社のニーズ」と「私の経験」が合致したことが転職に踏み切る好機になり、実際に新たな仕事をつくり出すこともできました。入社当時は三菱商事の契約履行業務(トレーディング)が主体でしたが、今では三菱商事と三菱商事マシナリが両輪となり、新たな仕事をつくり出しています。

近年の社会インフラ市場の動向と
今後の展望について教えてください

現在、電力市場は大きな変革期を迎えています。以前は、国営もしくは準国営の電力会社が大型の発電所を建設し、発電・送電まで取組むというスタイルが主流でした。しかし、近年ではほとんどの電力市場が民間開放されており、ここで開発される案件は発電所の規模や発電方式を含め、各々独自性の高い、バリエーションに富んだ内容となりつつあります。従って、顧客に“刺さる”提案を準備するためには、それぞれ国ごとに電力市場の動向や、顧客のニーズをしっかりと押さえ、売り手目線だけではなく、買い手である顧客(電力事業者)目線で物事を考える必要性が、過去にもまして強くなっていると感じています。

私の部署では、オイル&ガス・石油化学プラントに設置されるコンプレッサを中心に扱っていますが、この分野で大きな影響を及ぼすのが原油・ガス価格の動向です。原油・ガス価格が下落すると、プラントで精製される関連製品の価格も下落するようになり、その結果、新規プラントの建設や設備投資が縮小されていきます。一方で、原材料を安く仕入れられるため、需要が大きい製品を製造するプラント等、活性化していくものもあります。いずれにしても、原油・ガス価格を注視しながら事業戦略を立てていくことが重要な課題となります。

航空・防衛分野が他の分野と大きく異なる点は、原則、日本から海外へ機器や技術を輸出するのではなく、アメリカ等の国外から機器や技術を輸入する案件が多いことです。特に防衛分野では、特殊なケースを除いて輸出はゼロ。それが昨今、政府が輸出規制を緩和してきたので、日本の防衛産業は今後、輸出も視野に入れていかなければなりません。ただし、車や電子機器、ゲームソフトとは違い、輸出する案件を政府と一緒に慎重に検討していく必要があります。こういった市場の動きに対して、「商社としてどのように対応すべきか」が難しい課題です。

インターネットの普及により、
以前と比べて
海外との
情報交換は便利になったと思いますが、
実際はどうでしょうか?

一昔前は、テレックスと呼ばれる通信機器が海外と即座に連絡を取れる唯一の通信手段でした。テレックスは1文字ごとに結構な通信料が発生するので、できるだけ文章を短くするように工夫して、その都度上司の許可を貰いながら海外と連絡をとっていた記憶があります。その頃に比べれば、格段に便利になったのは事実です。ただし、便利になった分、無機的になった気もします。これは商社に限った話ではありませんが、最終的には人と人とが直接対話し、気持ちを伝え合うことが、これから益々重要になってくると私は考えています。

インターネットの普及により、海外とのやり取りが便利になったのは間違いありません。しかし、その分個々の責任も重くなってきています。誰でも自由にメールを送れるというのは、ある意味での情報統制上、怖いことでもあります。やはり、仕事をする上では顧客や取引先と向き合って、Face to Faceで話さないと伝わらない部分もあります。時と場合に応じて、伝達手段を上手に使い分けていくことが大切です。

インターネットの普及により情報伝達は高度化しても、こちらの考え・気持ちをより理解して貰う、また、相手が考えていることを正確に把握するためには、相手の顔を見ながら直接会話をするということも依然重要だと思っています。
従って、当社が担当する中南米市場とは12時間程度の時差がありますが、現地にいるスタッフとは、メールでのやり取りのみならず、電話会議やTV会議を実施する等、直接的なコミュニケーションの機会を意識して増やしています。

最後に、就職活動中の学生の皆さんに向けて
メッセージをお願いします

当社が受注する案件の中には、1件で数百億円の規模の仕事もあれば、数万円の仕事だってあります。規模や金額が違っても、顧客のニーズに応えるという点では同じ。「三菱商事マシナリで仕事をする」ということが具体的にどういうことなのか、当社の会社説明会等も活用しながらイメージして貰えればと思います。

そうですね。「スケールの大きい仕事に携わるのはそんなに偉いことなのか?」、もう一度よく考えてみる必要があります。人から感謝されること、「あなただから任せられるんだ」と言って貰えることに自分の価値を見出さないと、ビジネスパーソンとして絶対に上手くいかないと思います。商社は海外取引も多いことから、華やいだイメージがあるかも知れませんが、実際には地味な仕事が90%近くを占めています。しかし、かいた汗の分だけ成し遂げた時の感動はひとしおです。当社もエントリーされた方を対象としたOB・OG訪問を随時受付けていますので、是非、社員の生の声を聴いてみてください。

海外向けの社会インフラ事業は「途上国に向けた支援」というイメージが強くなりがちですが、当社はそれをベースに「ビジネスをしている」会社です。結果的に途上国の支援につながることに変わりはありませんが、求められるのは、インフラ“ビジネス”に“積極的”に取組んでいく姿勢という点が異なります。インフラという大きな舞台でビジネスパーソンとして成長していきたい方に、当社へ是非エントリーして頂けると嬉しいです。